うぞ震う虚脱感の臓物から
仮眠って感じに点っていた胸の月が一炷
降ったり止んだりの滞在よろしく振る舞う
冬に夜に陰気な雨に余暇に
・・・ちゃぷちゃぷ・・・
聞いて心を奪われている
恥ずかしげに五臓六腑ゆれ動く肉だの色艶干し上がると
繰り返して仕掛けられた心の耳に波寄る声柄が砂嵐な潮騒が
生き血を啜る腕先やら足裏で絞り込む耳鳴り
漕ぎ巡った渾身のの激浪もは顔面を内裏にうねくる
このように笑みて気前を見せて張り合う回廊には
細波の
ねじり合わせた境目の刺激にて鼓動する人魚
体躯より脂肪分って鮮血を佩き
喉の奥から搾り出すような声そのものに
「あなた」モノささやかす
(【夏下冬上】のブログに09年12月31日に投稿していた分を移しました)
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